TEL:03-3787-1151
事務局:顎関節・咬合シンポジウム運営事務局
  
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開催概要

  • 会議の名称 第1回 顎関節・咬合シンポジウム
  • 主   催 顎関節・咬合シンポジウムプロジェクト
  • 共   催 昭和医科大学 歯学部歯科矯正学講座(事務局)
          日本包括的矯正歯科学会(JIOS)
          Dental Innovation Study Club(DISC)
  • 内   容 クリック(円板転位)を黙認する怖さ
  • 発 起 人 矢野 圭介 代表(DISC)、中納治久、綿引淳一、
          若月宏之(DISC)、宮田康平(DISC)
  • 会   期 令和7年12月7日(日)
  • 会   場 国立新美術館
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

About us

顎関節症と咬合の関連性が否定されて以来、顎関節症に対する咬合治療には慎重な対応が求められており、現在も保存的で可逆的な治療が推奨されています。つまり、「咬合が原因の顎関節症は存在しない」という前提で顎関節症に対応することが望ましいとされています。しかし、それはあくまで痛みなどの自覚症状に基づいたものであり、見過ごせないのは他覚症状です。

 関節円板が転位すると下顎頭が後退し、咬合が偏位することは広く知られています。たとえ痛みを伴わなくても、それが生理的に正しくない咬合であることは明白です。全顎的な治療では、下顎位を基準に咬合を再構成する必要があり、最も重要な顆頭位をおざなりにすることはできません。したがって、顎関節円板が転位しているか否かは根幹的な問題であり、3人に1人いるとされる「Off the Disc(円板転位)」への対応は、咬合再構成における大きな課題です。

 本企画は、全5回にわたって開催される「顎関節・咬合シンポジウム」です。この機会に、
以下の課題について検討し、真実の答えを導き出すことを目的とします。

  1. クリック(円板転位)を黙認する怖さ
  2. 顎関節再生の鍵:下顎頭のリポジショニングとリモデリング
  3. 下顎位のカオス スプリントのドグマ
  4. 咬合の難敵ブラキシズムの正体
  5. 顎関節と咬合の未来を守る

これらの課題に対して、その分野の研究者、顎関節と咬合に造詣の深い臨床家、
そして一般開業医が集まり、議論を深めます。

今後のシンポジウムの内容

第1回(2025年)
クリック(円板転位)を黙認する怖さ

第2回(2026年)
顎関節再生の鍵:下顎頭のリポジショニングとリモデリング

第3回(2027年)
下顎位のカオス スプリントのドグマ

第4回(2028年)
咬合の難敵ブラキシズムの正体

第5回(2029年)
顎関節と咬合の未来を守る

大会長挨拶

第1回 顎関節・咬合シンポジウム
矢野 圭介
医療法人社団 風と緑 田園調布ヴェルデ矯正歯科
昭和医科大学歯学部歯科矯正学講座 非常勤講師
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本シンポジウムの主旨は、顎関節と咬合の関係をテーマに、学会や大学の枠を超えた広い視野で討論の場を設けることです。
顎関節と咬合というセンシティブなテーマであるがゆえに、異なる立場の専門家が集い、知識や見解を共有し、本音の意見を交わすことが重要だと考えています。
このような場を通じて、顎の機能と咬合が身体全体の健康に与える影響を再確認し、より良い方向性を見出すことを目指しております。
 正しい顎の機能と咬合が、歯の寿命を延ばすだけでなく、身体全体の健康維持に大きく寄与することは、言うまでもありません。
 今大会のトピックは「クリック(円板転位)を黙認する怖さ」といたしました。
現在、多くの医療現場では、「咬合が原因の顎関節症は存在しない」という前提での対応が推奨されています。

そのため、円板転位も黙認されるケースが多いのが現状です。しかし、近年の研究により、円板転位が咬合に与える悪影響が明らかになりつつあり、その適切な対応については依然として不確かな点が多いのが実情です。このシンポジウムを通じて、各立場からの意見を集約し、少しでもその解決策に近づければと考えております。
 会場となる国立新美術館は、人々がさまざまな芸術表現を体験し、学び、多様な価値観を尊重し合うことができる場所です。この地で歯科の学術大会が行われるのは、本シンポジウムが初めてとなります。芸術の受け止め方が多様であるように、科学の捉え方や表現方法も多様であることを実感することができる場であり、立場の垣根を超えて、互いに認め合うことのできる有意義なシンポジウムとなることを確信しています。
 このような趣旨のもと、多くの方々にご参加いただけるものと自負しております。本シンポジウムは、歯科学のさらなる発展を目指す重要な学術活動であり、時宜を得た意義深い取り組みであると確信しております。

スケジュール

【第1回】円板転位(クリック)を黙認する怖さ
10:15     受付開始
10:45     開会の辞(ヴェルデ矯正歯科 矢野 圭介 先生)

Section1 座長 綿引 淳一 先生
10:50~11:30 「顎関節症と咬合の“真の関係”とは何か?」
        ヴェルデ矯正歯科 矢野圭介先生

11:30~12:10 「下顎位の決定に関節円板は必要か?」
        ウエマツ歯科医院(東京SJCD) 植松厚夫先生

12:10~12:20 質疑応答
12:20~12:50 ランチョンセミナー

Section2 座長 中納 治久 先生
13:50~14:30 「顎関節円板障害のタッピング終末位への影響」
        元松本歯科大学歯学部歯科矯正学講座 教授 山田一尋先生

14:30~15:10 「関節円板整位の効果」
        フォレスト歯科矯正歯科 森田明子先生

15:10~15:20 質疑応答
15:20~15:30 休憩

Section3 座長 矢野 圭介 先生
15:30~16:10 「顎変形症の関節に何が起きているのか?」
        横浜労災病院歯科口腔外科部長 亀井和利先生

16:10~16:50 「OAを伴う顎変形症の対応」
                     昭和医科大学歯学部 歯科矯正学講座
        教授・診療課長 中納治久先生

16:55~17:10 質疑応答 discussion クリックは無視してもいい?
17:10~17:15 閉会の辞 (中納治久先生) / 次回の予定お知らせ
17:30~    懇親会

会場

国立新美術館
(東京都港区六本木7丁目22-2)
【会場アクセス】
東京メトロ千代田線乃木坂駅青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩約5分
都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分

*美術館には駐車場はございません。周辺にある有料駐車場をご利用ください。

参加申し込みはこちらから

事前に参加登録・お支払いを完了してご来場ください。

  • 参加申し込みはすべてWEBでの登録となります。
  • 当日登録による現金でのお支払いは行っておりません。
  • お支払いはWEB上でクレジットカード決済のみとさせていただきます。
  • お支払い確定後の返金は行っておりませんので十分にご確認の上お手続きください。
【参加費】
参加料+懇親会 ¥30.000 (申し込み順、定員数に達し次第締め切り)
参加料     ¥20.000
※お申込み完了後のシンポジウムについてのご連絡は顎関節・咬合シンポジウム事務局よりご連絡いたします。 

【定員】200名

今回の参加申し込みは、WHITE CROSS社のシステムを利用している都合上、WHITE CROSS社に会員登録することが前提となっております。
WHITE CROSS社の会員ではない参加者様は「会員登録はこちら」ボタンより会員登録したのちに、参加申し込みのほどよろしくお願いいたします。
※WHITE CROSSへ新規登録する際はフルネームでの登録をお願いいたします。
※ニックネームですでに登録されている方は、決済前にアカウントの名前をフルネームにしてください
↓プロフィール編集はコチラから↓
https://www.whitecross.co.jp/users/edit

※参加申込内容は顎関節・咬合シンポジウム事務局へお申込者様の情報が提供されます。申込により個人情報提供に同意したものとみなされますので、詳しくは利用規約をご覧ください

共催

協賛

お問い合わせはこちら

【シンポジウムについて】
顎関節・咬合シンポジウム運営事務局
〒145-8515 東京都大田区北千束2-1-1 昭和医科大学歯学部歯科矯正学講座内
担当者 長濱 諒 
TEL 03-3787-1151(内線262)
E-mail nagahama-r@dent.showa-u.ac.jp

【申し込み・会員登録について】
WHITE CROSS 事務局
サイト、についてのFAQ:https://whitecross.jp/faq
Mail: support@whitecross.co.jp
TEL:   03-5843-0203
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